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彦根市大藪町にある築100年を超える古民家を活用プロジェクト。
発酵食品製造場として工房と、夫婦+子供1人の3人のための住宅。
明治13年築の土蔵、明治43年築の母屋、その2棟の間に屋根をかけた増築部分、昭和43年築の新屋という大きく4つエリアの中で、今回の改修工事では、土蔵と新屋の部分は触らず、母屋を住居に、増築部分を工房へとリフォーム、リノベーションを行った。
母屋部分ではLDK、水回りと収納が補強を伴う大きなリフォーム工事となった。
改修 設計監理:TOFU
麹室 施工:クラニスム
玄関部分はアルミサッシや板壁を撤去解体し、既存柱と木製建具、漆喰壁のシンプルな空間とした。
和室部分は出来るだけ建築時の修復再現を
目指し、漆喰壁の修復、畳の入替、建具の調整
のみとした。
LDKは床に杉無垢板を使い、経年変化で深みを生むよう塗装なしとした。奥行きのあるキッチンと作業台は家具製作とし、建物や施主所有の長持との調和を図った。
水回りは元々竈(かまど)あり
吹き抜け部分はすすがかかり
印象的なトップライトがあった。
この空間を活かし気持ちの良い洗面空間を作ることができた。
工房は、改修前はトイレと浴室であったが全て解体撤去し、杉板張りとキッチンパネルによる清潔で清々しい壁と、モルタル仕上げの床、トップライトと野地板の見える天井のシンプルな空間とした。